世の中、わからないことだらけである。例えば、これから本章で扱うテーマもそんな一つである。 何故、男は女を愛し、女は男を愛するのか、その科学的な仕組みがわからない。それがわからないから、どんな家庭の在り方が人間にもっとも適しているのかがわからない。だから、子育てのありかたもわからないし、親を家庭で介護することが現代人の生き方としてよいのかどうかもわからない。そうして、わからないことだらけだから、それぞれの分野の専門書に手を出してみると、なんでもわかっているような書き方がしてあるのに、実はやたらに難しい言葉を使っているだけで、なにをいっているのか、よくわからないことが多い。ついでに言わしてもらえれば、本当にわかって書いてあるのかどうかすら疑わしい専門書も少なくない。 以下で、上記の問いを考察していくことにする。 |
序章 学問とは自発的行為である 学問とは自己満足の世界である 学問的行為者の学問的行為 学問は必ずしも社会の役に立たないのは当然 私的空間と公的空間をつなぐ方法−論文− 序章での引用文献・参考文献 第T章 何故、日本の物価は世界と比べて高いのか(経済学) (1)はじめに (2)為替レートの変化 (3)内外価格差の現実 (4)むすび 第T章での引用文献・参考文献 第U章 何故、戦争は起こるのか(国際政治学) (1)はじめに (2)戦争の歴史 (3)経済的要因からみる戦争の出現 (4)生物学的要因からみる戦争の出現 (5)何故、戦争は起きるのか (6)経済制裁で、北朝鮮を追いつめてはいけない (7)むすび 第U章での引用文献・参考文献 第V章 何故、男は女を愛し、女は男を愛するのか(大脳生理学) (1)はじめに (2)男が女を愛し、女が男を愛する理由 (3)男と女の関係を決める要素は何か (4)男と女のつりあった関係 (5)むすび 第V章での引用文献・参考文献 終章、あとがき |