以上からわかるように、現在の日本の物価の高さの背景には、さまざまな現象が複雑に関わっている。物価問題を解消するためには、こういった多面的な問題を考慮に入れたトータルな政策的対応が必要であろう。しかし、本論での主たる関心は、何故、日本の物価が高いのかその要因を探ることであり、そうした問題点をどう解決していくべきかといった政策を論じていくつもりはさらさらない。そうした「べき論」の類いは、評論家や政治家の先生方にお任せしたい。 |
序章 学問とは自発的行為である 学問とは自己満足の世界である 学問的行為者の学問的行為 学問は必ずしも社会の役に立たないのは当然 私的空間と公的空間をつなぐ方法−論文− 序章での引用文献・参考文献 第T章 何故、日本の物価は世界と比べて高いのか(経済学) (1)はじめに (2)為替レートの変化 (3)内外価格差の現実 (4)むすび 第T章での引用文献・参考文献 第U章 何故、戦争は起こるのか(国際政治学) (1)はじめに (2)戦争の歴史 (3)経済的要因からみる戦争の出現 (4)生物学的要因からみる戦争の出現 (5)何故、戦争は起きるのか (6)経済制裁で、北朝鮮を追いつめてはいけない (7)むすび 第U章での引用文献・参考文献 第V章 何故、男は女を愛し、女は男を愛するのか(大脳生理学) (1)はじめに (2)男が女を愛し、女が男を愛する理由 (3)男と女の関係を決める要素は何か (4)男と女のつりあった関係 (5)むすび 第V章での引用文献・参考文献 終章、あとがき |