text p.84 労働集約型……労働力を多く吸収する cf.アジアの人口 33億人 ↓ 資本、技術集約型 cf.アジア人の消費行動の変化 各国の経済政策、産業政策変化 産業構造転換 例、日本 ┐ オイルショック │ ニクソンショック├→ 構造転換 → 省エネルギー ┘ 技術立国 *台湾、韓国は日本に次いで転換している 途上国 初期 外資は何でも導入 │ ↓ │産業構造の高度化 選別して導入 │ 例、現在の中国 ↓ 中国、ガット加盟のため ↓ 外資への優遇撤廃 *世界経済と比較し、中国において特殊なものを改める 経営環境の変化 3低 3高 ・賃金レベルが低い → 賃金レベルが高い ・輸入原材料価格が低い → 輸入原材料価格が高い ・為替レートが低い → 為替レートが高い 例、日本 ・所得倍増政策 3低 → 3高 ・オイルショック ・ニクソンショック ・日本企業 → 韓国、台湾へ移転 日本の高度成長 政府 環境問題への関心 → 環境保護政策 化学工場などは、上記の経営環境変化に加え、更に環境対策へのコストがかかる ので海外へ移転しやすい 日本 ┌───┴───┐ 70年代から 80年代 NIES 北米 貿易摩擦対策 貿易摩擦 └───┬───┘ 紡績→家電→自動車→半導体 ┌───┴───┐ NTT ↓ ↓ 情報摩擦 中国 ロシア ASEAN 80年代 生産拠点 例、中国 テレビ 83年 日立+福州=福日テレビ工場 日立の経営戦略 中国消費拠点 ↓ 中国の市場 83年以前9又は12インチ、白黒のテレビが主流 83年以後20インチのカラーテレビへの買い換え需要発生 ↓ 日立成功 一時期、福日テレビ工場だけで20%のシェア獲得 84年 三洋+華強=華強三洋(合弁) 三洋+深セン=深セン三洋(独資) 三洋の経営戦略 中国生産拠点 ↓ 日立の成功をみて三洋も中国国内へ しかし、中国では三洋はあまり人気のないブランド *つづいて、松下、東芝も中国のテレビ市場に参入 *93年ソニー参入 ソニーは中国では人気ブランドなので多少高くても売れていたがつ いに参入 モノカルチュア タイ (米) マレーシア (錫、ゴム) 現在、両国ともアセアン地域内の経済発展の模範国 cf.民族主義的感情で当初は日本資本に対し厳しい時期もあった 例、田中角栄首相がタイを訪問したときデモにあった。 経済成長成功の秘訣 ・外資導入と輸出志向 渡り鳥型投資 ユニデン(アメリカ式の経営を導入。能力に応じた分配) 台湾 → 深セン → 北京 モトローラと組んで携帯電話で成功している 力王(地下足袋) 韓国 → 中国 手袋製造業(四国) 中国昆山 経営失敗、撤退 ← NHK ↓ 中国政府の圧力で撤退のように報道 原因 1、中国国内でも同じ製品ができる 2、中国人の消費の違い 輸出拠点 日本の本社で決済 ↑ │ 本部 ←┘ ↑ ─┐ 部 ←┘ ↑ ─┐ 課 ←┘ 社内分業 SONYの例 ソニー本社 北米ソニー アメリカ (それぞれが決済) 欧州ソニー ドイツ ( 〃 ) アジアソニー ( 〃 ) ボーイング社(米国) 今年、中国でボーイング社の取締役会 (中国市場に関心があるため) 日本企業、アジアへの進出もあるが撤退もある 1、現地からの撤去勧告 2、現地の環境変化 例、伊藤忠のグリーン燃料 市場判断の失敗 グリーン燃料の開発(環境には優しい) ↓ 石炭の10倍の値段 ↓ 中国の企業は買わなかった