張ゼミ通信　97年1月8日号

　私は北京人である。私は生まれ故郷・北京が大好きである。私が生ま れた70年代の北京では、品物がそれほど豊富ではなかった。しかし、 優しい愛情に包まれた私にとってはとても幸福な少女時代だった。私の 成長とともに、北京も驚くほど成長してきた。高校を卒業するまで、ず っと北京にいたが、観察力の鈍い私は、北京の成長をあまり感じなかっ た。しかし、4年前に日本にきて、そして1年半あるいは1年ぶりに故 郷に戻ることのおかげで、北京の変化がこの目ではっきり見えてきた。

　毎年、北京に帰る際、必ず新発見がある。あ、あそこに大きなホテル を建てた！あの道をあんなに広げた！タクシーがどこでも拾えるように なった！それに黄色一色だ！品物はずいぶん豊かになったな！など、色 々感動させてくれた。さらに、北京は外観だけでなく、内面的にもいろ んな変化がおきました。たとえば、価値観とか人生観とか。今の時代で 人情が薄れてきたのは確かだが、それは経済の発展に伴って生まれて来 る必然的な産物である。

　これからの北京はまたどのように変化していくのか私は楽しみにして いる。

INFORMATION

　1月の下旬、第3回張ゼミコンパをやります。おそらくテスト明けす ぐにやることになると思いますので、頭の片隅にでもおいておきましょ う。3年生としては最後になりますので皆さん参加しましょう。