申請手順は、当局が公表した申請手順流れ図(中国語PDF386KB)があり、深センにおける実務もふまえて日本語に翻訳したものが図1です。大まかな流れは図1をご覧ください。
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表1:新規中国就労ビザ申請における3つの申請方法
*2:香港就労ビザや香港IDカードがチェックされます。 *3:原則、シングルZビザ(或いはシングルRビザ)から(マルチの)中国就労ビザに切り換える必要があります。 |
「日本申請」は、シングルZビザを日本で申請します。中国政府が推奨する申請方法です。
「香港申請」は、シングルZビザを香港で申請します。香港に駐在されている方が、中国に再出向になる場合に申請できます。
「中国申請」は、シングルZビザを深セン羅湖口岸等で申請します。うっかり中国就労ビザを失効させてしまった方が再取得する際に便利な申請です。もちろん新規で中国就労ビザを申請される方が中国申請をされても問題ありません。
いわゆる「日本申請」は、基本的に申請者が日本にいながら申請手続きを始められます。申請手順は、必要書類を準備してから、大きく分けると3段階になります(表2参照)。
表2:新規中国就労ビザ申請に日本申請の申請手続き
*2:(マルチの)中国就労ビザに切り替えるまで中国から出境できません。 *3:「臨時宿泊登記」をしないと延長申請で問題になる可能性があります。 |
「日本申請」のメリットは、中国政府が推奨する方法なので、基本的にいつでも申請できることです。
デメリットは、シングルZビザで入境してから、(マルチの)中国就労ビザに切り替えるまでの数週間は、中国から出境できないことです。万一、出境してしまうと手続き(5)からやり直しになり、日本へ戻ってシングルのZビザを再取得しなければなりません。また、華南地域では、ビジネスでしばしば香港やマカオへ行きますが、ビザ上は香港やマカオへ行っても出境扱いになりますので、注意が必要です。
いわゆる「香港申請」は、基本的に申請者が香港に駐在しながら申請手続きを始められます。申請手順は、必要書類を準備してから、大きく分けると3段階になります(表3参照)。
表3:新規中国就労ビザ申請における香港申請の申請手続き
*2:マルチのZビザに切り替えるまで中国から出境できません。 *3:「臨時宿泊登記」をしないと延長申請で問題になる可能性があります。 |
「香港申請」のメリットは、日本へ一時帰国せずに申請できることです。
デメリットは、シングルZビザで入境してから、(マルチの)中国就労ビザに切り替えるまでの数週間は、中国から出境できないことです。万一、出境してしまうと手続き(5)からやり直しになり、香港へ戻ってシングルのZビザを再取得しなければなりません。また、ビザ上は香港やマカオへ行っても出境扱いになりますので、注意が必要です。
いわゆる「中国申請」は、基本的に申請者が中国にいながら申請できます。申請手順は、必要書類を準備してから、大きく分けると3段階になります(表4参照)。
表4:新規中国就労ビザ申請における中国申請の申請手続き
*2:マルチのZビザに切り替えるまで中国から出境できません。 *3:「臨時宿泊登記」をしないと延長申請で問題になる可能性があります。 |
「中国申請」のメリットは、日本へ一時帰国せずに申請でき、「日本申請」や「香港申請」に比べて、短期間で取得できることです。
デメリットは、例えば、広東省深セン市の羅湖口岸で申請する場合、原則勤務予定先の所在地は広東省でなくてはならないと言われているので、中国ビザが申請できる口岸がない中国内陸部の省市では中国申請ができない可能性が高いことです。
日本におけるシングルZビザ申請に関しては、下記のリンク先をご参照ください。
香港におけるシングルZビザ申請に関しては、下記のリンク先をご参照ください。深セン羅湖口岸におけるシングルZビザ申請に関しては、下記の図2をスキャンしていただいて微信にて内田までお問合せいただくか、
中国携帯「136-9172-5593」にて内田までお電話ください!
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