表1:一般的な必要書類一覧(有限公司で新規申請)
*2:図1の要求に沿った背景白の証明写真電子データ(JPG形式で縦472×横354ピクセル以上)も必要です。 背景青の証明写真のサイズは中国語で”2寸(縦4.8cmX横3.3cm)”を求められることが多いです。 広東省では、指定写真館での「証明写真証明書」の提出が求められる。
図1:背景白の証明写真電子データ(JPG形式) *4:日本でする場合は、指定の書式があります。 *5:通常、非中国語の場合、中国語翻訳が必要です。 *6:日本で申請する場合、”戸籍所在地の警察当局(例、埼玉県警察)”→”外務省認証班”→”中国大使館認証”の手順で取得します。 *7:いわゆるポイント制の申請方式で、中国語によるポイント化点が必要な場合、HSK証書オリジナルをご準備ください。 *8:正規の「賃貸契約書」オリジナル(小冊子)の提出を求められることがあります。 |
「申請者が準備する書類」は、申請の準備段階で必要な書類です。いわゆる認証が必要な「最終学歴の卒業証明書」と「無犯罪証明書」、それからご転職されたことがある方は”前職の職歴証明書”の取得に時間がかかることが多いので、早めに準備してください。
次に「現地法人が準備する書類」は、基本的にはすべて現地法人にある書類です。書類ではありませんが、当局に連絡担当者として登録する中国人ローカルスタッフが原則として最低1名必要になることにも注意してください。
最後に「申請の各段階で取得する書類」は、中国の当局(専家局や公安局)に申請をして、取得しなければならない書類です。ここでは、「外国人工作許可通知」と「外国人工作許可証書」の取得に関して解説します。
外国人来華工作管理系統にてネット申請をします。ネット申請が批准されると「外国人工作許可通知」(図2参照)をネット上から直接にプリントアウト、或いはPDF作成することができます。
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「外国人工作許可通知」は、中国語版と英語版があり、シングルZビザ申請の際はどちらもプリントアウトして当局に提出してください!
深センや東莞は申請から3週間程度で交付されます。
なお、「外国人工作許可通知」も「外国人工作許可証」も当局は基本的に専家局で、中国各地の連絡先はネット上で公表されています。公表されている主な地域の当局連絡先は、下記の通りです。
表2:深セン、東莞、広州及び北京における専家局の住所及び電話番号
住 所 | 電 話 | |
深セン市専家局 | 深セン市福田区福中三路市民中心B区東ロビー29〜31番窓口 | (0755)8812-1678 |
東莞市人力資源局 | 東莞市東城区育興路101号 | (0769)2220-7221 |
広州市専家局服務窓口(南方人材市場国際部) | 広州市越秀区建設六馬路33号宜安広場503室;広州市天河区天河路198号精典ビル9階16号窓口 | (020)12345、12333 |
北京市専家局与外国人就業事務中心 | 北京市豊台区西三環南路1号北京市政務中心3階Aエリア | (010)8915-0841 / 8915-0842 |
その他地域の連絡先は外国人来華工作管理系統「(中国)全国外国人来華工作許可の申請受理住所及び電話番号一覧(中国語)」を参照して下さい。
シングルZビザで中国に入境した後に当局(専家局)にてネット申請でアップロードした書類の原本確認等をしてから「外国人工作許可証」(図3参照)が交付されます。
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深センや東莞は申請から1〜2週間程度で交付されます。詳細については「外国人工作許可通知」と同様に各地域の専家局にお問い合わせください。
「外国人工作許可通知」と「外国人工作許可証」は、中国全土で外国人来華工作管理系統を使用しています。
中国就労ビザ申請基準が中国各地においてまちまちであった問題の解消が期待されましたが、依然としてわずかながら地域間において審査基準の相違が存在しています。
一方で「外国人工作許可証」取得の際に交付される18桁の工作許可番号(中国語で工作許可編号、英語でWork Permit Number)は、一度発行されると例え勤務地域や勤務先が変更になっても変わらないことに注意が必要です!
と言いますのは、外国人就労ビザ取得者の管理が、従来の都市レベルから国家レベルに引き上げられたことになりますので、万一何らかの理由により当局に悪い記録が残ってしまった場合、その悪い記録は基本的に中国全国で共有され、中国就労ビザの再取得等に大きな影響を与える可能性があるからです。
これまで以上に中国就労ビザのリスク管理と計画的な中国就労ビザの取得がますます重要になっています!
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