自宅は一軒家ではなく、深圳市福田区にあるマンションです。ここでは居住マンションの防疫対策をご紹介します。ご自宅での防疫対策の参考になればうれしいです。
写真1-9は昨日(2月1日)近所のスーパーで撮影し、至ることに貼られていました。中国人民は感染抑制のために下記に直面しています。
ちなみに昨日私が外出の際に見かけた方々のマスク着用率は100%になっていました。1月30日の出来事として紹介しましたが、中国のおばさんが「お化けが出た!」と警備員に説教した空気が浸透しています。
広東省深圳市の「企業業務再開登録表」によれば、内部管理として下記があります。
四、内部管理の状況
マンションなので、上記の規定外かもしれませんが、ここでは物差しとして使用します。基本的には上記の1と2に対応しているのを観察できます。マンションは不特定多数が出入境するのでオフィスビルと同様にグリーンゾーン化の難易度が高いと言えます。
写真1-62は、マンション敷地における出入境チェックです。2月17日「出勤再開の初日!」の(2)入居マンションの入境二重チェックでも紹介しました。つまり、2月17日にはすでにもうありました。車の運転手も含めて、検温をしています。マンション内にスーパー等の店舗もあるので、ここは検温をパスできれば住民以外も入れます。ここだけならオフィスビルと同様の対応です。
写真1-63は、マンション内部への出入境チェックです。2月17日「出勤再開の準備!」の(4)マンション入境時の検温+「i深圳」自己申告のQRコードチェックで紹介しました。2月7日「新型肺炎に断固として勝利するぞ!」の横断幕が掲げられているのもここです。オフィスビルでは「通行証」でしたが、居住マンションはスマホの「i深圳」自己申告のQRコードチェックがあります。会社入居オフィスビル以上に厳しく管理しています。
写真1-64は、臨時の宅配荷物一時預かり所です。マンション住民の生活利便性に配慮して、できる範囲で改善もしてくれています。
写真1-65は、オフィスビルと同様にマスク用のごみ箱です。使用したことはないのですが、写真から蓋に触らなくてもゴミ箱の蓋を開閉できるものであることが分かります。居住マンションは、なかなかいい仕事をしていると評価しています。ちなみに消毒については何度も触れていますが、清掃担当がマンションのボタン等を1日4回以上していることがチェック表への清掃担当の署名で分かります。この点も会社入居オフィスビル以上にしっかりと対応してくれています。
今回のまとめ:海外においてある程度セキュリティー等がしっかりとしたマンション等に居住するのは重要であることが再確認できます!
写真1-66は本日香港から深圳に移動した方から提供してもらいました。深圳で閉鎖式(中国語で封閉式)入居者管理をしているマンションに入境する際に確認されたそうです。自己申告は紙の書類に記入させられ、それとは別に自分のスマホに写真のような画面を表示され、過去15日間の移動記録が全て確認されて、自己申告の正確性がその場でチェックされたそうです。ちなみに提供者の方は中国移動を使用していたので、写真は中国移動ですが、中国のその他キャリアも選択可能だったそうです。
最近FacebookではV国の女性の方が移動記録の虚偽申告が可能であることを投稿し、話題になったようです。移動記録を確認するシステムとしてみた場合、性悪説を前提にしたものの方がより確実にチェックできます。スマホ、或いは携帯電話を持っていない方もいるので、その場合は性善説を前提にした自己申告のみにしか頼れません。GPSのビックデータを活用すれば、個人の過去一定期間の確認が技術的に可能なのだろうと理解しました。
但し、スマホ、或いは携帯電話を持たずに蔓延地域に行くことができますので、自己申告に署名をさせて、万一後日蔓延地域に行っていたことが発覚し、感染を拡散させてことが明らかになった場合に法的責任を追及できるようにしておくことは必要です。つまり、自己申告とスマホ等の両方でチェックするのが最善です。
日本でもこの技術が応用可能な場合、すぐに2つのメリットが思い浮かびました。
今回のまとめ:資本主義国では法律やプライバシーが障害になりそうですが、何とか実現できないでしょうか?!
(A)日系O社の検温計:写真1-32参照
(B)スチーム噴射機:写真1-46と1-47を参照
(C)スマホ連動体重計:写真1-79参照
上記の(B)で外出から戻った際は毎回パーカーを消毒しています。これらの備品は以前からの持ち物です。
今回のまとめ:備品は特に新しく買いませんでした!
(A)マスク:写真1-80参照
(B)(アルコール)消毒液:写真1-81参照
(C)ポンプ式液体せっけん:写真1-82参照
(D)キッチンペーパー
(E)喉にいい飲み薬と香港クレープの袋:写真1-83参照
医療用マスクと消毒液は深センで購入できず、結局香港で購入したものです。喉にいい飲み薬は、粉をお湯に溶いてちびちび飲むと喉の調子がよくなります。香港クレープの袋は、昼食等でマスクを一時外す際に入れておき、使い捨てます。
今回のまとめ:自宅の消耗品も「企業業務再開登録表」を参考にしています!
(A)毎日1万歩は一時中止
(B)外出時はマスク着用
(C)外から戻ったらすぐに手をアルコール消毒、或いは手洗い
(D)毎日できるだけ8時間睡眠
(E)会社から自宅に戻った場合、まずシャワーを浴び、全て着替える。
散歩を中止して約2ヶ月ですが、2キロほど太ってしまいました。それでも食事に気をつけて、BMIは23.5でどうにか安定しつつあります。
今回のまとめ:BMI24以上になれば、自宅でできる運動を考えます!
居住マンションは6月1日から1階出入口が部分開放されました。2月4日に1階出入口が封鎖されてから約4ヶ月でした。以前は24時間出入り自由でしたが、現在は午前7時から午後7時半までなのでまだ通常ではありません。
それから、勤務先は6月1日から通常勤務になりました。居住マンションの1階出入口はまだ通常ではありませんので、居住マンションの方が勤務先よりも慎重です。
ちなみに1階出入口でも入る際には検温を実施しています。
竹内亮監督の記録映像「好久不見 武漢」では、屋上の多くが菜園になっていました。一方、深圳の居住マンション屋上に菜園はありません。
写真は昨日居住マンション屋上で撮影しました。写真の赤枠日本語訳は、「犬の散歩禁止 糞尿禁止」です。居住マンション屋上は犬の散歩に活用されていたようです。
ちなみに居住マンション屋上は共有の物干しゾーンで開放されています。防疫期間の前は午前8時ぐらいまでにスペースがなくなる激戦地でした。
ところが昨日は午前9時ぐらいでも誰も干しておらず、屋上をほぼ独占できました。念のために管理事務所に連絡したら、物干しは現在でもOKだが、防疫期間で屋上利用者は激減したそうです。
現在(2020年9月21日)もマンション内部への出入り口では検温とマスク着用の確認が実施されています。マンション敷地に入る際のマスク着用と検温はなくなってしまいましたが、居住マンションは1~3階がショッピングモールになっているので、ショッピングモールへの客足を回復させるためには仕方がないのかもしれません。居住マンションでも防疫と経済のバランスが大きな問題です。