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福助23号 |
発行所 :Y.H.アカデミー パトロン:森田ゼミナール様 |
風水学
目の霊力で人を動かす 目の使い方には多くの秘伝があります。使い方によっては相手を自由自在に操ることができますが、基本的な使い方は、まず相手の目を見つめるということです。目を見つめるときには、睨まず、いきまず、ゆったりとして穏やかな、和に満ちた、愛情に満ちたまなざしで相手を見つめ、相手に快さを与える目、顔の表情、これが大切です。和に満ちた、親愛に満ちた表情、これが目の使い方です。 目の使い方によって相手が自由自在に動く、向かい側にいる人を、目をもって、念力をもって動かすのだと、自己暗示をかけながら目に力を入れるのです。しかし力を入れるといっても、これは眼球に力を入れて力むのではなく、魂の奥底から出る精神パワーを目から出すことによつて、相手を自由自在に動かすのです。 その場合、この目と目の間に、視線を強烈に送る方法もありますが、高度になりますと、あなた自身の目の動きによって、相手の行動を自由にすることさえできるようになります。 相手と話をするときに、相手をちょっと動揺させる場合、視線をずらしたり、視線を右横、左横に動かして、相手を動揺させることも可能です。今までずうっと見つめていた目がちょっと動きますと、相手の心に不安が生まれます。この、不安が生まれるところが、人間の弱みです。その不安が生まれた部分が、非常に被暗示性が強くなります。 ですから、相手に不安を生じさせて、被暗示性が強くなったところに、あなた自身の強い目的を振り向ければ、相手にすっと入ってきます。不安を生じさせるということは、霊力を相手に使うのに、大変効果的な方法です。 |