アジア経済への1つの視点として簡単にまとめてみた。参考文献[1]はある中国人留学生が貸してくれたものである。私はそれなりに興味深く読むことができた。ここで展開されているのは政治経済学である。それは、イデオロギー的でもある。
しかし、この本の中では輸出志向型発展モデルを古典派の自由放任主義へのドグマに基づくものであると非難し、社会科学である限りドグマは廃さなければならないと論じていた。
ここでまとめた悲観論に私は賛同しないが、いろいろ学ぶべきものはあるように思う。アジア経済を理解するためには様々なアプローチを使って検討することが必要であると再認識した。
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