黒旗20号 |
発行所 :Y.H.アカデミー パトロン:森田ゼミナール様 |
会見:張ゼミホームページのねらい ゲスト 内田 真人 山路 ただ今より、『黒旗』20号突破記念特別企画として、「ザ・インタビュー !」を始めます。今日は、この特別企画にふさわしいお客様をお呼びしております。 その御方は、張ゼミナールTの内田真人君です。内田君は、「張ゼミホームページ 」の中心的人物としてご活躍をなされている方です。それでは、宜しくお願い致し ます。 内田 こちらこそ宜しくお願いします。 山路 早速ですが、ホームページを利用した活動について簡単にお聞かせ下さい。 内田 ホームページを利用した活動として、大きく三つ程あげられます。第一に、 ゼミ生のノートを元にして、張先生の講義内容(例えば国際経済論)をホームペー ジに掲載しています。第二に、前期からゼミ通信をホームページに掲載しておりま す。第三に、ゼミナールにおいて生徒が発表したアジア各国についての内容も掲載 しています。 山路 ゼミナールIでは、どういう発表(プレゼン)形態をとっているのですか。 内田 グループ毎に分担して、毎回のゼミで発表しています。具体的には、中国、 ベトナムといったアジア各国について発表しております。 山路 なるほどわかりました。では次の質問ですが、活動を始めようと思われたき っかけは何ですか? 内田 基本的に意図しているところは、まあ張ゼミの活動を公にしたいと。あと、 グループ毎に時間をかけて調べた内容を一回のゼミの発表で終わりにするのはもっ たいないという気持ちと、できればゼミ以外の人にも見てもらいたいという欲求か ら、ホームページを作ったわけです。せっかくゼミ発表のために一生懸命調べてき ても、質問が出ずにそれで終わってしまうケースが多いんですね。そういう点の改 善も含めて、ホームページを使って学内はもとより、学外に向けて情報発信しよう と考えたわけです。本来は一回限りで終わるゼミ発表も、ホームページに掲載する ことで、いつでも自由に過去の発表内容を閲覧できるようになったわけです。 |
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山路 まさにホームページを利用した画期的なアイデアですね。それでは次の質問 ですが、活動をしてく上でどういった点が一番苦労なされましたか? 内田 やはり講義やゼミの発表内容にしろ、とにかくホームページの中に打ち込 む作業が大変でした。実は、昨年のパソコンブームで私もパソコンを購入した口な のですが、購入後しばらくしかたっていなかったので、前期の頃はなかなかキーボ ード操作がうまくできずに苦労しました(笑)。まだ買ってからしばらくしか経っ ていなかったので、非常に打ち込むという作業が大変でしたね。まあおかげで、そ の後は打ち込むのが速くなりましたけどね(笑)。 山路 なるほどそうですか(笑)。では次の質問ですが、この活動のどういったと ころが魅力的だと感じますか。あるいはどういった時が楽しいですか? 内田 そうですねぇ…、ホームページそのものの可能生が非常に大きい所ですかね ぇ。まあ、ホームページは今まで情報発信がほんの一部の人に限られていたのが、 今はパソコンをもっている人なら誰でも情報発信ができるようになったところです ね。多くの人に対して、自分が情報発信をしていけるのは非常に魅力的ですね。あ と大きな流れでいいますと、情報革命という言葉が叫ばれていますが、こういう言 葉を聞くと自分自身、時代の流れに乗っているのではないかと感じられるところが 魅力的だと思います。 山路 わかりました。それでは最後の質問ですが、今後どういう方向でこのホーム ページの活動を続けていきたいと考えていますか。あと、学生の皆さんにアピール したいことがあればお話し下さい。 内田 そうですねぇ…、まあインターネットというのは、今、企業でも取り入れら れているんですよ。で、就職活動でも、電子メールで資料を申し込むというような ことも始まっているわけなんですよね。そこでまあ今後の活動としては、できれば 僕は自分の卒論をホームページに掲載しようと考えています。これを城西大学全体 でやっていければいいなあと思っています。 山路 ということは、そのホームページの中で、卒論を各学生が掲載していくとい うわけですか。 内田 いえこれは強制ではなくて、やりたい人がやれるという環境を作れればいい なあと考えているだけです。 山路 紙媒体の小冊子として見るには、大量の紙と作成に時間がかかります。そう いう点では、加入者であればいつでもどこからでも、アクセスすれば城西大学の卒 論を閲覧することができるわけですか。ウ〜ンすごいなあ。 内田 ええ。あとまあ、ホームページの可能性として今、企業というのは学生に対 する新しい基準というのを探しているわけです。そこで、ある学生がホームページ を開設していることによって、「私自身についてのホームページを持っています。 よっかたらアクセスして下さい。」という感じで、企業の人事部等にアピールでき るわけです。 山路 それはすごいですね。わかりました。で、ちなみに張ゼミホームページへの アクセスの仕方はどうなっているのか教えて下さい。ホームページのアドレスは何 ですか? 内田 ホームページにアクセスできるには、まずインターネットができる環境が必 要なんですね。インターネットができる環境というのは、パソコンとモデムという 機器と電話回線が基本的には必要なんです。今はかなりインターネットが普及して いますし、また電話回線も差し込みプラグが大半なので、初心者向けのパソコンで 簡単にできるわけです。そして、アドレスというのは、そのホームページがある住 所と考えていただければいいでしょう。で、そのホームページのアドレスを打ち込 めば、その場所に行けるというわけです。 山路 エート、ちなみに張ゼミホームページのアドレス番号はありますか? 内田 いえ、まだありません。僕が今やっているのは学内だけのイントラネットな んですね。だから、今はマックの部屋(3−105教室)からは張ゼミのホームペ ージというものにはアクセスすることができます。で、今すぐにでもホームページ を開設したいんですが著作権の問題(ホームページには出版本の内容も掲載してあ る)というものがありまして、講義の内容とかで教科書からの引用をかなり多用し ておりますので、出版社に対して許可をとる作業を現在行っています。そのへんの 許可がとれれば掲載したいと思います。ただし、出版社側もこういうケースは初め てらしくて、著作権に対するガイドラインもまだできていない状態なんです。そう いう点では、業界すらも対応していないことを新しくやれることは大変うれしく思 っています。 山路 じゃあ、具体的に張ゼミのホームページの見方(アクセス)はどうやるんで すか。 内田 マックが置いてある部屋から、新田先生のホームページを選んでもらい、そ の一番下に張ゼミのホームページへの覧が出てくるわけなんですね。そこから閲覧 できると思います。まあ、できるだけ速く張ゼミのホームページをインターネット 上に開設するように努力します。開設の暁には、インターネットが出来る環境にあ る人にはどんどん見てもらいたいと思います。 山路 では、インターネットの環境を持っていて、なおかつこの張ゼミのホームペ ージがインターネット上に開設された後に見れるわけですね。 内田 ええ、まあはやい話そういうわけです。 山路 具体的にはいつ頃可能ですか。 内田 一応、年内を予定しております。著作権の問題次第ですね。 山路 なるほど、著作権の問題が解決すれば、年内中に閲覧できると。そうしたら、 掲示等でお知らせしてもらえれば、年内中に見る事も可能ですね。 内田 そうですね。 山路 なるほどわかりました。今日はどうもありがとうございました。 内田 こちらこそ、どうもありがとうございました。 |
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