■目次
第1章 経済学の危機
1.1 経済学の現状
1.1.1 経済学の最前線
1.2 経済学の危機
第T部 20世紀の科学哲学論争:「科学」的知識とは、何か。
第2章 演繹主義と帰納主義:知識の合理性と成長(発見)
2.1 演繹法
2.1.1 定義
2.1.2 R.Descartes(1596-1650)
2.1.3 Descartesの演繹的(推論的)方法
2.1.4 演繹法への批判
2.2 帰納法
2.2.1 定義
2.2.2 F.Bacon(1561-1626)
2.2.3 帰納的方法
2.2.4 帰納的方法への批判
2.3 方法論上の基本的な問題
第3章 反証主義:ポパー(K.Popper 1902-1994) の科学哲学
3.1 「帰納の問題」の解決
3.2 境界設定規準
3.3 「科学的発見の論理」
3.4 批判的合理主義
3.5 方法論的個人主義
3.6 方法論的規則
第4章 科学革命:クーン(T.Kuhn 1922-) の科学哲学
4.1 パラダイム(Paradign)
4.1.1 定義:(原義;語形変化系列)
4.1.2 共役不可能性
4.2 通常科学(normal science)
4.3 変化の課程
4.4 異常科学(extraordinary science)
4.5 革命(知識の非連続性)
4.6 科学の社会学(心理学)的性質
4.7 「パラダイム」の言い換え
第5章 MSRP:ラカトス(I.Lakatos 1922--74) の科学哲学
5.1 MSRPへの途
5.1.1 デュエムークワイン(Duhem - Quine) 命題のもつ意味
5.1.2 ドグマ主義に対する反対の立場
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