■目次
- 先進国と途上国の成長模型
- システム転換フェルトマン模型を超えて
- 序論
- 目的
- 問題
- 体制移行をとらえる参照枠組
- 集権的物動的計画経済の仕組み---フェルトマン模型
- フェルトマン模型の構造
- フェルトマン模型の隠された貨幣的側面
- 参考:フェルトマン=ドーマー模型
- 市場経済的貯書・投資・成長型---ネオケインジアン模型
- ハロッド・ドーマー成長式
- 成長実績による模型の転換の検討
- 経済システム改革の進展
- 初期条件と途上国のタイポロジー
- 講義の目的と骨子
- 問題
- タイポロジーの基準
- 5つの暫定的グループ
- ルイス成長模型と中国
- ルイス模型と転換点
- 問題
- ルイスの二重経済模型
- ルイスの成長トラップ---1950年代から70年代まで
- 農業生産の”突破”と”転換点”---1980年代および90年代
- 構造転換の不確定要因
- Ricardianの成長トラップ・モデルとそのアジア型
- リカードー・モデルの構造
- アジア型農業の構造とトラップ
- ルイスの二重経済型経済開発モデル
- ”郷鎮企業”と農村工業化
- 序論
- 郷鎮企業の概要
- 農業の”突破”と農村工業化
- 労働配分と労働移動
- 郷鎮企業の生産性・財務成績
- 市場機構と党・政府の役割
- 農村工業化の産業・規模構造的考察
- 結語
- 対外開放と国内発展
- 問題 5つの作業仮説
- 中国:21世紀への展望
- はじめに
- 経済開発:やりとげたこと、やり遺したこと
- 経済システム
- ミント成長模型とタイ
- ミントの「余剰の吐け口」理論---一次産品輸出国の形成
- 講義の目的と骨子
- 問題
- V.S モデル
- Stage setting
- 国民経済の特徴
- 不完全利用労働・余剰資源(耕地) の存在のメカニズム
- Play
- Dynamic factor の出現(発展のトリガー)
- 小農のNew Wants の発生:労働供給の変化
- land frontier の拡大輸出
- パート・タイムの生産からフル・タイムの生産へ
- land frontier の消失と発展の終焉
- タイ:一次産品輸出国の形成
- 問題意識
- 米輸出経済の形成と発展
- 初期条件と開発トリガー
- 国内発展の過程
- 戦後の状況
- マイナー・エクスポートの出現(スイッチング)
- 工業化へ
- 全過程の分析的まとめ
- スタイライゼーション
- モデル化
- V・S・モデルの工業的局面について
- モデルの骨子
- タイ:工業化へ
- 近代工業の条件 繊維・縫製加工業のケース
- タイ・繊維産業の生成
- タイ・繊維産業の発展
- 付録A:開発経済論特修U---講義要覧
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